フランスで製油所の熱油タンクが突然、破壊(1988年)
今回は、フランス環境省(現:フランスエコロジー・持続可能開発・エネルギー省)がまとめているARIA(事故の分析・研究・情報)の中のひとつで、1988年、フランスで起きた「熱油タンクの破壊」(Rupture of a heated fuel tank )の資料を紹介します。< 発災施設の概要 >■...
View Articleタジキスタンの石油貯蔵施設でタンク爆発、死者4名
今回は、2015年10月13日(火)午後6時頃、タジキスタンのルーダキーにあるガスプロム・ネフチ社の石油貯蔵施設でタンク1基が爆発して、4名の死者、数人の負傷者が発生した事故を紹介します。(写真はAvesta.tjから引用)< 発災施設の概要 >■...
View Article地上式貯蔵タンクの破壊による液流出のモデル化と軽減策の検討
今回は、2008年国際油流出会議(International Oil Spill Conference)で英国のリバプール・ジョン・ムアーズ大学(Liverpool John Moores University)のアサートン氏ら(W.Atherton, J.W.Ash, R.M.Alkhaddar)が発表した「地上式貯蔵タンクの壊滅的な破壊による液流出のモデル化と軽減策の検討」(The...
View Article米国オクラホマ州で消火活動中に横型円筒タンクが爆発、3名負傷
今回は、2015年10月12日、米国オクラホマ州タルサ郡オワッソの採石場にあるベッコ・コントラクター社所有の舗装用アスファルトを製造するタルサ・アスファルトにおいて、消火活動中に横型円筒タンクが爆発して負傷者の出た事故を紹介します。< 発災施設の概要 >■...
View Articleベルギーの油槽所で油流出による運河や敷地の環境汚染(2002年)
今回は、フランス環境省(現:フランスエコロジー・持続可能開発・エネルギー省)がまとめているARIA(事故の分析・研究・情報)の中のひとつで、2002年、ベルギーで起きた「燃料油の漏洩および水路への汚染/構内の汚染」(Leaks of fuel oil and pollution of waterway /Pollution of the site )の資料を紹介します。< 発災施設の概要...
View Article貯蔵タンクにおける事故の発生頻度
今回は、2010年にOGP(International Association of Oil & Gas Producers)から出されたリスク・アセスメント・データ一覧(Risk Assessment Data Directry)のためのレポート「Storage Incident Frequencies」(貯蔵タンク事故の頻度)について紹介します。 <...
View Article石油貯蔵タンクの落雷リスクと雷保護
今回は、2013年3月、ベルギーのアントワーヌで開催されたStocExpo(The Storage Terminal Operation’s Conference and Exhibition)の中で行われた講演会「Lightning Risk and Storage Tank Protection」(貯蔵タンクの落雷リスクと雷保護)の情報を紹介します。目 次...
View Articleボイルオーバー =眠れる巨人=
今回は、石油貯蔵タンク基地などで起こった火災事故の消防対応の業務を行う会社として有名なウィリアムズ・ファイア&ハザード・コントロール社が公開しているCode Red Archivesの中から、ボイルオーバーについて語っている情報を紹介します。■...
View Article事故は避けられない?
今回は、米国のブログ(Kind Hearted Capitalist)で2015年7月18日に取り上げられていたカリフォルニア州ピッツバーグ市の石油ターミナル計画に関する意見「Accidents are Unavoidable」(事故は避けられない)という情報を紹介します。カリフォルニア州ピッツバーグ市の石油ターミナル計画■ 事故が起こるのは当然でしょうか?...
View Article厳寒下における消防活動への泡薬剤輸送の支援
今回は、石油貯蔵タンク基地などで起った火災事故の消防対応の業務などを行う会社として有名なウィリアムズ・ファイア&ハザード・コントロール社が公開しているCode Red Archivesの中から、厳寒下における消防活動への泡薬剤輸送の支援について述べている情報を紹介します。2005年1月13日■ コノコ・フィリップス社のウッド・リバー・イリノイ製油所(Conoco Phillips Wood...
View Article燃えているタンク内に油を入れる消火戦術
今回は、石油貯蔵タンク基地などで起った火災事故の消防対応の業務などを行う会社として有名なウィリアムズ・ファイア&ハザード・コントロール社が公開しているCode Red...
View Articleリビアの2つの石油施設基地で砲撃によって複数のタンク火災
今回は、2016年1月4日、北アフリカのリビアのエスサイダーとラスラーヌーフにあるナショナル・オイル・コーポレーションの2つの石油施設基地で、イスラミック・ステート(IS)による襲撃があり、石油タンクが火災となる事故を紹介します。(写真はDailymail.co.ukから引用)< 発災施設の概要 >■ 発災があったのは、...
View Article米国の石油貯蔵タンク基地におけるハザード評価
当ブログで紹介した「事故は避けられない?」(2015年12月)は、石油ターミナル計画の環境影響報告書の中の記載事項について意見をまとめたものですが、今回はその環境影響報告書の中で貯蔵タンクの「ハザード評価」(ハザード・アセスメント)の箇所について紹介します。< ウェスト・パック・エナージー・ピッツバーグの石油ターミナル計画の概要 > ■...
View Articleリビアの石油施設基地で再び砲撃によるタンク火災
今回は、2016年1月21日、リビアのラスラーヌーフにある国営石油公社ナショナル・オイル・コーポレーションの子会社であるハリュージュ・オイル・オペレーション社の石油施設基地がイスラミック・ステート(IS)の武装勢力に襲撃され、複数の石油貯蔵タンクが火災になった事故を紹介します。(写真はDailymail.co.ukから引用)< 発災施設の概要 >■ 発災があったのは、...
View Articleタイで石油タンクに擲弾(てきだん)によるテロ攻撃(2010年)
今回は、2010年4月21日、タイのパトゥムターニー県ラムルークカーにあるタイ・ペトロリウム・パイプライン社の石油ターミナルでテロ攻撃があり、ジェット燃料タンクに擲弾(てきだん)が打ち込まれた事例を紹介します。 側板に爆発の痕跡が見えるタンク。枠内はタンク壁に開いた穴を補修する作業員(写真はBangkok Post.comから引用) < 発災施設の概要 >■...
View Articleグアテマラの固定屋根式タンク火災で消火泡から炎(2003年)
今回は、石油貯蔵タンク基地などで起った火災事故の消防対応の業務などを行う会社として有名なウィリアムズ・ファイア&ハザード・コントロール社が公開しているCode Red...
View Articleメキシコで内部浮き屋根式タンクに落雷して火災(2006年)
今回は、石油貯蔵タンク基地などで起った火災事故の消防対応の業務などを行う会社として有名なウィリアムズ・ファイア&ハザード・コントロール社が公開しているCode Red Archivesの中から、...
View Articleインドで石油タンクに迫撃砲によるテロ攻撃(2003年)
今回は、2003年3月7日、インドのアッサム州ティンスキアにあるインディアン・オイル社ディグボイ製油所で、ガソリン貯蔵タンクがテロ攻撃を受け、迫撃砲によって火災となった事例を紹介します。 火災になったガソリン用タンクNo.559には、側板に大きな穴がみられる。 (写真はTheHindu.comから引用)< 発災施設の概要 >■...
View Article原油貯蔵施設におけるリスクベース手法による火災防護戦略
今回は、 International Fire Protection Magazine(IFP)に掲載されたMarcelo D’Amico氏の「原油貯蔵施設のリスクベース防火戦略」(Risk Based Fire Protection Strategy in Crude Oil Storage Facilities)を紹介します。 タンク火災の輻射熱影響域の3次元(3D)解析の例...
View Article米国ルイジアナ州における消防活動の相互応援の歩み
今回は、石油貯蔵タンク基地などで起った火災事故の消防対応の業務などを行う会社として有名なウィリアムズ・ファイア&ハザード・コントロール社が公開しているCode Red Archivesの中から、ルイジアナ州で消防活動の相互応援を牽引している“ハイアード・ガン・ギャング” の活動について焦点を当てた資料を紹介します。1997年10月29日、...
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