フッ素フリー泡薬剤(F3)の研究の重大な欠陥を浮き彫り
今回は、2021年6月1日付けの“Industrial Fire World”に掲載された「Fluorine Free Foam (F3) Research Highlights Major Deficiencies」(フッ素フリー泡薬剤(F3)の研究の重大な欠陥を浮き彫り)の内容を紹介します。背 景■...
View Article米国ニュージャージー州でアスファルト処理工場のタンクが爆発(原因)
今回は、2020年6月30日(火)に起こった「米国ニュージャージー州でアスファルト処理工場のタンクが爆発」事故について推定原因が判明したことと、米国でアスファルトの爆発・火災事故が多いことに関する指摘が2021年6月6日の“Inside Climate News”に掲載されたので、この内容を追補したものを紹介します。< 発災施設の概要>■...
View Articleレバノンのザハラニ石油施設でガソリンタンク火災
今回は、2021年10月11日(月)、レバノンのサイダ市にあるザハラニ石油施設のガソリンタンクが爆発して火災になった事故を紹介します。< 発災施設の概要>■ 発災施設は、レバノン(Lebanon)南レバノン県サイダ市(Saida)の南にあるザハラニ石油施設(Zahrani Oil Facility)である。 ■ 事故があったのは、ザハラニ石油施設内のガソリンタンクである。<...
View Article米国テキサス州で原油タンクのミキサー取付けフランジから油噴出
今回は、2021年10月6日(水)、米国のテキサス州ガルベストン郡テキサス・シティにあるマラソン・ペトロリアム社のガルベストン・ベイ製油所で原油用貯蔵タンクに設置されているタンクミキサーの取付けフランジ部から大量に原油が噴出した事故を紹介します。< 発災施設の概要>■ 発災があったのは、米国のテキサス州(Texas)ガルベストン郡(Galveston)テキサス・シティ(Texas...
View Articleカナダ・アルバータ州の原油生産のタンク施設で爆発・火災
今回は、2021年10月23日(土)、カナダのアルバータ州エルクポイントにあるセキュア・エナジー社のタンク施設で爆発・火災が起こった事例を紹介します。< 発災施設の概要>■ 発災施設は、カナダ(Canada)のアルバータ州(Alberta)のエルクポイント(Elk Point)にあるセキュア・エナジー社(Secure Energy)のタンク施設(タンクファーム)である。■...
View Articleリビアのザウィヤ製油所の近くで銃撃戦、タンク13基が損傷
今回は、2021年10月25日(月)、リビアのザウィヤにある国営石油公社のナショナル・オイル・コーポレーションのザウィヤ製油所の近くで武装グループ間の銃撃戦によって製油所内の貯蔵タンクが損傷を受けた事例を紹介します。< 発災施設の概要>■ 発災施設は、リビア(Libya)のザウィヤ(Zawiya)にある国営石油公社のナショナル・オイル・コーポレーション(National Oil...
View Articleハワイの米海軍・地下燃料貯蔵タンク施設で人為ミスによる油流出
今回は、2021年5月6日(木)、米国ハワイ州オアフ島にある米海軍のレッドヒル燃料タンク貯蔵施設で油漏れが発生し、調査が行われ、2021年10月29日(金)に原因が公表されたので、その内容について紹介します。< 発災施設の概要>■ 発災施設は、米国ハワイ州(Hawaii)オアフ島」(Oahu)にある米海軍のレッドヒル燃料タンク貯蔵施設(Red Hill Fuel Tank...
View Articleフッ素フリー泡薬剤(F3)への移行で取り組むべき課題
今回は、2021年3月26日付けのインタネット情報誌の“Gulffire”に掲載された, Transition to fluorine-free foam – a ‘drop in’ replacement?...
View Articleインドネシアの製油所でアルミニウム製ドーム型浮き屋根タンクが火災
今回は、2021年11月13日(土)、インドネシア中部ジャワ州にあるインドネシア国営石油会社プルタミナ社のチラチャップ製油所でアルミニウム製ドーム型浮き屋根式のガソリン・タンクが火災になり、大容量泡放射砲が出動して消火活動を行った事故を紹介します。< 発災施設の概要>■ 発災があったのは、インドネシア(Indonesia)中部ジャワ州(Central...
View Article化学施設やパイプラインのテロ攻撃に対する防護について
今回は、2021年3月26日付けのインタネット情報誌のIndustrial Fire Worldに掲載されたProtection From Terror Attacks(テロ攻撃からの防護)の内容を紹介します。< 背 景>■...
View Article日本製紙岩国工場においてタンク洗浄中に硫化水素中毒2名
今回は、2021年12月18日(土)、山口県岩国市にある日本製紙㈱岩国工場でタンク洗浄中に硫化水素中毒でふたりが負傷して事例を紹介します。< 発災施設の概要>■ 発災があったのは、山口県岩国市飯田町にある日本製紙㈱の岩国工場である。■ 事故があったのは、製紙工場の木をパルプにする工程にある容量約10㎥のタンクである。<事故の状況および影響>事故の発生■...
View Articleボイルオーバーの研究 = 実際的な教訓
今回は、2016年12月に公表された“LASTFIRE Boilover ResearchーPractical Lessons Learned”(LASTFIREによるボイルオーバー研究ー実際的な教訓)の資料を紹介します。< 背 景>■...
View Article2012年米国テネシー州核兵器施設への侵入事件とセキュリティ問題
今回は、2021年11月09日付けのインターネット情報誌のIndustrial Fire Worldにあった“Security or Pseudo Security?”(セキュリティあるいは疑似セキュリティ?)の内容を紹介します。< 背 景>■...
View Article米国における貯蔵タンクの保守とリムシール火災後の対応
今回は、2021年12月21日付けのインターネット情報誌のIndustrial Fire Worldにあった“Fire Protection for Floating Roof Tanks”(浮き屋根式タンクの火災防護)の内容を紹介します。背 景 ■...
View Article米国ペンシルバニア州で固定屋根式タンクの脆性破壊事故(1988年)
今回は、1988年1月2日(土)、ペンシルベニア州フローレフェにあるアシュランド・オイル社のタンク・ターミナルで固定屋根式タンクが脆性破壊を起こし、内部の油が全量流出した事例を紹介します。< 発災施設の概要>■ 発災施設は、ペンシルベニア州(Pennsylvania)アレゲニー郡(Allegheny)フローレフェ(Floreffe)にあるアシュランド・オイル社(Ashland Oil...
View Article韓国麗水市の化学工場で貯蔵タンク爆発・火災、死者3名
今回は、2021年12月13日(月)、韓国の全羅南道の麗水市にある麗水国家産業団地内のイイル産業化学工場で小型の貯蔵タンクが爆発・火災を起こして3名が死亡し、その後、タンク9基に延焼した事故を紹介します。< 発災施設の概要>■ 発災があったのは、韓国の全羅南道(チョルラナムド / ぜんらなんどう)の麗水(ヨス /...
View Article米国ルイジアナ州の化学工場で二塩化エチレンタンクが爆発、負傷者6名
今回は、2022年1月26日(水)、米国のルイジアナ州レイクチャールズにあるウェストレイク・ケミカル社の化学工場で二塩化エチレン用貯蔵タンクが爆発して、負傷者6名を出した事故を紹介します。< 発災施設の概要>■ 発災があったのは、米国のルイジアナ州(Louisiana)レイクチャールズ(Lake Charles)にあるウェストレイク・ケミカル社(Westlake...
View Articleドイツの石油タンクターミナルにサイバー攻撃、石油サプライチェーンに混乱
今回は、2022年1月29日(土)、ドイツのタンクターミナルを操業するオイルタンキング社など2社がコンピュータの情報処理システムとサプライチェーンを混乱させるサイバー攻撃に見舞われた事件を紹介します。< 発災施設の概要>■...
View Article